ひろゆきさんの本、1%の努力を
買って読んでみました。(ダイヤモンド社)
匿名掲示板の2ちゃんねるを創設して、いろんな方面で
なんだか騒がれている?っていうなんとなーく
煙たがられている人ってイメージだったんですが、、
ひろゆきさんの「1%の努力」を読んでみて、
「食わず嫌いは良くない」っていう典型だなと思いました。
結構考え方、気に入りました。
感想を書いていきます。
ネタバレなしです。
【追記】2021年08月、いろんなメディアや切り抜き動画などで、
ひろゆきさんの「おおらかさ」「多様性」みたいなものが世間にどんどん広まっている感じがします。
それは、どこか息苦しさを感じるキュークツな世の中を生きるのをラクにするスキルなのかもしれません。
そういう意味でもきっと、この本にはヒントも多いと思いますよ。
Audible(オーディオブック)でも聞けます、見つけましたよ。(2022年03月時点〜)
目次
概ね時系列順。生い立ちから2ちゃんねる創設、フランスのパリ暮らしへ
「1%の努力」は、
ひろゆきさんの生い立ちから、
幼少期・学生時代〜、
匿名掲示板2ちゃんねるを作って、
………現在はフランスのパリで暮らしているという
ほぼほぼ時系列順で書かれています。
原体験や暮らしがあり、だいたいそこの時期から
「こんな考え方に至ったんだ」、という感じなので
すんなりわかりやすい文章です。
ぼくはひろゆきさんのことを全然知らなかったんですが、
そもそも、ひろゆきさんが
「わかりやすいようにしてくれる人なんだ」
ということがわかり、なんだか好印象。
自分からガーッと攻めて点を取っていくエースストライカーみたいな
人ではなくて、
パス回しがうまいミッドフィルダーって感じ。
今はフランスのパリに住んでいるということですが、
なぜパリなのか、という答えのひとつも本の中で見つけました。
常識や前提は行動を狭めているかも?
「こうこうこうだから、こうあるべき」
「こうだから、こうに決まっている」
……なーんてのとはほとんど無縁の人だと思います。
普通とか当たり前って
いろんなカタチがあって、みんながみんな一緒じゃあないんだ。
多様性を幼少の頃から知っている人なんだな。
良いとか悪いとかではなくて、
ありのままをいったん見つめることが出来る人。
それはもしかしたらこの先の、
国境がとけていく社会で
持っていた方が生きやすい考え方なのかも。
よく知らないなら知っちゃえばいい。自分も世界も
就活とかでよく言う「自己分析」を
とてもよくしている人な印象も受けました。
自分が何が好きで、何をしたくて
そのために何をするのか。
生きる上で自分が重要視することをやるために
ドコが勘所になるのか。
また、そこをどうやったら押さえられるのか。
そういうのが見えている人なんだと思います。
必要なインプットとやりたいインプットをケタ違いにやって、
それを世界規模でチューニングしていく。
そんな生き方。
効率がよく、ロジカル。
「生きるために努力したほうがいい」と仮定したとき、
別に100%じゃなくてもいいんだな。
それこそ本のタイトルの通り、「1%の努力」でも。
おまけ、ひろゆきさんは話を引き出して調律するのがうまい印象
ぼくがあんまり知らなかっただけなんですけど、
ひろゆきさんっていう人は
どうやら聞き上手で話を噛み砕いたりまとめたり「調律」がうまい人のようです。
ぼくはYouTuberのヒカルさんが好きなんですが、
この動画ではひろゆきさんが聞き役で
ヒカルさんがガッツリしゃべっています。
前まで持ってたひろゆきさんに対するイメージでは
「空気読めないことをズケズケ言う人」だったんですが、
それだけじゃないようです。
話のキャッチボールのグローブがめっちゃデカくて
話してる側の気持ち良いところに投げ返すのもうまい人なんだなあ。
それを可能にしているのは、
幼少時代からの暮らしからの影響と
インプットの量がずば抜けていること
などなどだなーと思いました。
まとめ、努力を最適化するにはどうするか、何を調べたら近道になるのかわかるぞ
ひろゆきさんの本
1%の努力を買って読んでみた話でした。
食わず嫌いであまり著書とかメディアを見てこなかった人だったんですが、
先入観で持っていたイメージとはずいぶん違う人でした。
固くなっている頭がぐにゃっとやわらかくなったような気がする。
ありのままをまずはいったん飲み込んでみるのが結構大事なのかなあ…
なーんてことを考えました。
世間一般の常識とか価値観とか、あんまりとらわれるのもよくなさそうです。
努力を努力と感じないうまいやり方はあるのかどうか。
それは自分の好き嫌いや世界の見方次第で
とてつもなく拡がるのかもしれない。
「俯瞰して見る力」が高まりそうな
本でした。ぼくは気に入りました。
Audible(オーディオブック)でも聞けます、見つけましたよ。(2022年03月時点〜)