村上春樹(むらかみはるき)さんの著書はお好きですか?
読書が好きな人なら、
一度は村上春樹さんの名前は耳にしたことがあるかと思います。
世界の「Haruki Murakami」とか言われたりしますもんね。
翻訳家としても活躍する彼の作品をまだ読んだことないって方のために、
最初に一冊読むならこれがおすすめ!
って本を5作品選びました。ネタバレなしです。
すでにいっぱい読んでる人は、
「えー!あの作品が入ってない!」とか
「なんでこれを最初にすすめるんだ!」とかあるかもしれませんが、
まあリラックスして見てって下さい。
目次
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年[2013]
多崎つくるは高校時代、4人の友人といつも行動を共にしていた。5人は名古屋市の郊外にある公立高校で同じクラスに属していた。友人4人はいずれも地元の大学に進むが、多崎は東京の工科大学に進んだ。色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年Wikipedia
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
2013年の作品。2015年に早くも文庫化されています。
主人公「多崎つくる」の高校時代の回想などが多く、
ページ数も長すぎず短すぎずといった長さです。
あとは…、この作品は結構クセが強いです。
受け入れられる人とそうでない人がいると思われます。
この作品が大丈夫なら、
きっと村上春樹さんの作品がほぼ大丈夫だという狙いで、
はじめに紹介しました。笑
風の歌を聴け[1979]
絶版になったままのデレク・ハートフィールドの最初の一冊を僕が手に入れたのは中学3年生の夏休みであった。以来、僕は文章についての多くをハートフィールドに学んだ。そしてじっと口を閉ざし、20代最後の年を迎えた。風の歌を聴けWikipedia
「風の歌を聴け」
1979年発行。
村上春樹さん第1作目の長編小説です。
「やっぱり最初から読むなら最初の作品から読むでしょ!」という
一本筋が通っているあなたに。
スプートニクの恋人[1999]
22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。恋に落ちた相手はすみれより17歳年上で、既婚者で、さらにつけ加えるなら、女性だった。相手の女性の愛称は「ミュウ」といった。小学校の教師である「ぼく」は大学在籍中にすみれと知り合い、以来すみれに恋をしていた。「ぼく」にとって長いあいだすみれしか存在しないのも同じだった。
「スプートニクの恋人」
1999年の作品。2001年に文庫化。
これを最初の一冊にするのはどうかな?って感じのクセのあるものを、
あえてストーリーの長さを考慮して選びました。
あらすじで惹かれるようなら、それは運命の出会いかもしれません。
アフターダーク[2004]
時刻は真夜中近く。彼女はずいぶん熱心に本を読んでいる。様々な種類の人間が深夜の「デニーズ」で食事をとり、コーヒーを飲んでいるが、女性の一人客は彼女だけだ。
「アフターダーク」
2004年の作品。
なかなか不思議度が高いです。
けれど、引き込まれるのがこれまた不思議なところ。
真夜中から始まる冒頭って、わりと珍しい。
ノルウェイの森[1987]
37歳の僕は、ハンブルク空港に到着した飛行機のBGMでビートルズの「ノルウェーの森」を聴き、激しい混乱を覚えた。そして学生時代のことを回想した。
「ノルウェイの森」
こちらは1987年の作品。
2010年に映画化されたのが、
「ノル森」なんて略し方で人気を博していました。
キャストもよかったです。
映画も見ましたが、
ぼくは原作の小説の方が好みでした。
ちなみに僅差で落選「騎士団長殺し」
「騎士団長殺し」
という作品があります。
そっちも最初の一冊にありかなぁ〜と少しよぎったんですが、
今回は落選しました。笑
・上下巻のストーリーで、しかもとても長い
・最初に読むにしては異世界感が強い
という理由からです。
作品自体は面白いので、
機会があれば読んでみて下さいね。
【追記】文庫化しましたね。文庫版は第1部の上下、第2部の上下の合計4冊で完結。
まとめ、SFっぽくて、言葉選びが独特で、主人公がオシャレでモテるのが好きならきっとOK
ぼくの中で村上春樹さんの作品を説明する上でのイメージが、
・オシャレな描写
・SFみたいな不思議
・言葉選びが独特
・主人公がモテる
…この4つは外せない要素となっています。
ぼくから見て、こういう世界観のものが多いと認識している。
では、実際のところはどうだろうか。
そうかもしれないし、そうでないかもしれない。
気になった方は、試しに読んでみてほしい。
ふっふっふ これで ぼくは 村上春樹さん作品の理解と ウィスキーをかっこよく飲みたいと そうかもしれないしそうでないかもしれないに 関する知識を得て また レベルアップを 果たしたのである…未来をより良くするために 立ち向かっていく ブレイブ の冒険は つづく!