進化系!筋肉男子の栄養学(竹並恵理)の感想レビュー。栄養や食事の知識を幅広く学べる。人生の幕の内弁当みたいな本だ

竹並恵理さんの本、「進化系!筋肉男子の栄養学」を買って読みました。(出版社、ベースボール・マガジン社)

著者の竹並さんは、管理栄養士で健康運動指導士をされている方のようです。

言ってみたら栄養とかトレーニングのスペシャリストさんですな。

この本は食事や栄養についての知識がオールラウンドに書かれているので、

手っ取り早くいろいろ知りたいって人にはドンピシャです。

こんな人におすすめ

・栄養や食事について、イッキにポイントを押さえたい

・タンパク質や炭水化物、糖分の筋肉への影響についておさらいしたい

・亜鉛、腸内細菌、脂肪など実はよく知らない部分を深堀りしたい

・筋肉を効率よくつけたい

・長い目で健康的に長生きできそうな食事を選べるようになりたい

自分にご褒美みたいなノリで、AもBも食べたい!…みたいな時に、「栄養的に今回はAにしよう」とか、「間をとってCにしよう」とか、自分の暴飲暴食との折り合いをうまくつけるのに役立つかも。

筋肉の話だけでなく、前立腺がんや美肌とか、消化器官の腸の話とかいろいろ載ってます。

幅広くより良い栄養のとり方について書かれているだけでなく、

1テーマ数ページずつで網羅されていて、かなり参考になりました。

大事なのはタンパク質だけじゃない…!

この本のうまみは「筋肉」「男子」だけじゃない

この本のタイトルは、「進化系!筋肉男子の栄養学」です。

基本的にはムキムキマッチョな人向け…かと思いきや、内容は結構とっつきやすくて読者を限定しないようしないように気をつけて書かれています。

例えば、ムキムキマッチョのパートナーが一緒に食事をする時に、栄養をちょっと気にかけてふたりとも健康的に…なんて使い方もできそうな本。

メインどころももちろん筋肉や栄養をキーワードにして、カバーしている範囲が広い印象。

筋肉だけじゃなく、美肌になりたい人や、女子だってきっと何か参考になることがあるはずです。

この本に載ってること「あー全部知ってたわー」って人はなかなかいないんじゃないでしょうか。

睡眠のテーマもあるし、長い目で人生単位で役立つ知識ばかりです。

コラムの「自炊」があなどれない

日々忙しくすごしている中で、食事を摂ることは必須です。

章のスキマに書かれている「自炊」についてのコラムがあるんですが、

ぼくは普段自炊するので、楽しく読むことが出来ました。

というか参考になることとか発見がいろいろありましたね。

こういうコラムとか小話の部分が、

意外と他の本に書いてないようなことが載ってたりするからあなどれないと思うんです。

あまり自炊しない人でも、

それこそ普通になりつつあるデリバリーを注文するときだって、

メニューに迷ったときの判断材料になるかもしれません。

大事な文章は、カラーでマーカーひいたような作りになっている、読みやすい

本の中身は、白黒プラスオレンジ色が使われていて、

図や絵、グラフなどがちょくちょく出てくるスタイル。

そんでオレンジで大事なところはマーカーをひいたような感じになっています。

ワンテーマが数ページ、が網羅されている作りで結構読みやすいです。

こういう本って一度読んで終わりじゃなくて、何回も読み直して自分の生活に落とし込んで慣れさせる使い方をするので、読みやすさは重要。

ぼくがたまにやるのが、適当にバッと開いてオレンジのマーカー部分だけさらっと読み返すとか。

「自分の筋肉や栄養について考えること」を染み込ませる

筋肉とか栄養についてちょっとでも考えると、

スーパーに買い物に行った時に動きがちょっと変わるんですよ。

「今はナスが旬だし安いから買ってみるか」とか(旬の野菜は栄養価高め)

「甘いもの食べたいけど、菓子パンよりバナナと苦いチョコ買ってチョコバナナっぽく食べようか」とか。

せっかく食べるなら、栄養ある方が自分の筋肉に優しいかなって。

まとめ、まんべんなく栄養の理解が深まる広くカバーしている本。人生を持ち上げる筋力をつけよう

竹並恵理さんの本「進化系!筋肉男子の栄養学」(ベースボール・マガジン社)

を買って読んだ感想の話

でした。

これは客層をしぼってトレーニーに手にとってもらいやすくするためにそういうタイトルにしたのかな…なんて思いました。

もちろんメインはトレーニーに向けて「筋肉をデカくするだけじゃなくて知識を身に着けようね」みたいなアプローチなんですが、それだけにとどまっていないです。

タイトルの「筋肉」「男子」に限らず、トレーニーのみならず実は万人受けしうる内容に思います。

こんな人におすすめ

・栄養や食事について、イッキにポイントを押さえたい

・タンパク質や炭水化物、糖分の筋肉への影響についておさらいしたい

・亜鉛、腸内細菌、脂肪など実はよく知らない部分を深堀りしたい

・筋肉を効率よくつけたい

・長い目で健康的に長生きできそうな食事を選べるようになりたい

「肉より魚がいい」とか「野菜を食べよう」とか、

巷でよく言われる、一見ありきたりなありがたーい言葉を、

「なぜそうなのか?」という理由を知るのに役立ちます。

栄養の知識の幕の内弁当みたいな本でした。

おまけ選書、こんな本もあります

おまけで、いくつかこれはと思うジャンルの本を選書して置いておきます。

ご参考に。

【眠れなくなるほど面白い 図解 たんぱく質の話、藤田 聡、日本文芸社、発売2019年10月19日】

【超筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由、Testosterone・久保孝史・福島モンタ(漫画)、文響社、発売2018年04月14日】

ふっふっふ これで ぼくは 竹並恵理さんの本と 食事や栄養について幅広くと 長い目で人生の健康維持に 関する知識を得て また レベルアップを 果たしたのである…未来をより良くするために 立ち向かっていく ブレイブ  の冒険は つづく!

関連記事