読書をよくする人、勉強でたくさん本を読む人に朗報です。
読んだ本の内容を忘れにくくしてくれる方法というものがあるらしいです!
メンタリストDaiGoさんのYouTubeの放送でやってました。
読んだ本を頭に残りやすくする1番簡単な方法
という回です。
先に答えを言ってしまうと、
なんと
「読んだ直後に10分ほどボーッとするだけ」
ウェイクフルレストと呼ばれるこの方法。
いったいどんな方法なのでしょうか。
目次
ウェイクフルレストとは?
ウェイクフルレスト
通常の読書の後に「意図的に」ボーッとする時間を持つことで、
脳内の情報が整理されて頭に定着してくれるという
すごくカンタンかつすごく画期的な方法です。
10分程度、目を閉じたりして周りの情報を遮断すると
効果が期待できるらしく、
自分の意思でいったんセーブする時間を作るという感じでしょうかね。
たったそれだけで本の内容が記憶に残りやすくなるならやらないテはないですね!
ウェイクフルレストの実験
エジンバラ大学の実験でウェイクフルレストの効果が
判明したのですが、その内容を書いていきます。
・61〜87歳の男女、33人に参加してもらった
(比較的高齢で、記憶力や物忘れなどに不安を覚える自覚がある方たち)
・短い短編小説を2編、読んでもらう
・2つのグループに分かれてもらう
・片方には薄暗い部屋でウェイクフルレストをしてもらう(読後にボーッとしてもらう)
・もう片方には、本の内容とまったく関係のないゲームをしてもらう(読書の後に別のアクションをしてもらう)
・注意事項として、「ボーッとしている間に勝手に思い浮かぶことはそのままでかまわない」ただ能動的に新しい情報が入ってこないようにしてもらった(視覚・聴覚など)
※心理学用語で「マインドワンダリング」というらしいです
・どれだけ短編小説の内容を覚えているかテストしてもらう(読後90分後と読後1週間後の2度テストをした)
その結果、
ウェイクフルレストをすると10%も記憶の定着率が良い
ことがわかったそうです。
ボーッとするだけで10%記憶力アップ!!
これはデカいですよ。
今2019年。
日本では消費税が8%から10%になるかもしれないって時です。
10%。デカいですよ。
…あ、いま気づきました。
ウェイクアップ(起床)のウェイクがフルで
レスト(休む)か。
寝てないけど休んでいる状態…みたいな意味合いですかね?
記憶には緩急が大事だということがわかった
勉強熱心な人は、ひたすらガーッと何時間もぶっ続けで勉強する人もいるかもしれません。
ですが、ウェイクフルレストが有効であるということがわかり、見えてきた事実があります。
「緩急をつけると記憶の定着に良い」
意図的にボーッとして目を閉じたり無音にしたりして、
情報を遮断する時間を作ってあげると
その前に勉強したことが頭に残りやすくなるかもしれませんよ。
寝る前に本を読むと覚えやすいっていうのは、そういうことですね。
寝ている間に、情報が遮断されて新しいものが入ってこない&記憶を整理してくれるって仕組みです。
DaiGoさんも釘を刺していましたが、これはサボるのとは違います。
意図的にがミソです。
上手に自分をコントロールすれば、きっと脳は答えてくれるでしょう。
本の中身を記憶に残すため、読書の後にボーッとしよう!
ウェイクフルレスト…
楽に実践出来そうでしかも効果が見込める方法を知ってしまいました。
読書の後にボーッとするだけで普通より多くの情報を覚えておけるなんて素晴らしいじゃないですか。
人間は忘れやすい生き物です。
今は検索やスマホのメモ機能などで機械が代わりに記録してくれたりして便利ですが、
勉強や仕事の都合上、なるべく覚えていたい知識というものは確実にあります。
使い所を的確に判断して、なるべく自分の人生に必要なものを
頭に入れて忘れないようにしておきたいものです。