ふろむださんの本
人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
を読みました。感想を書いていきます。
タイトルからあおってくる感満載のこの本。
結論を先に言うと、
「頑張った分だけむくわれたい人は、必ず読んどけ!」
です。これは読んどいた方がいいです。
目次
勘違いさせる力とは…?
まずタイトルを見てみましょう。
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
…とあります。
人生は、運よりも 実力よりも
「勘違いさせる力」
これ、何??という気分になりました。
そんな力、知らないぞとツッコミたくなりました。
きっとみなさんも心の中でツッコんだはず。
どうやら①「勘違いさせる力」というものが存在し、
②その力こそが、人生を楽しく謳歌するために必須スキルだ
ということを
ふろむださんはまとめて本にしてくれたようです。
錯覚資産を増やすのだ!
唐突ですが、
目の錯覚ってありますよね。
2つの線があって全然長さが違うように見えて実は同じ長さ…とか。
物事を決めたり他人の評価をする時に、
思考の錯覚が起きている
らしいのです。その事実を踏まえた上で、
自分にとって都合が良い錯覚、つまり勘違いを周りにしてもらうことで
もっといいポジションにつける。
逆に自分にとって都合が悪い勘違いを周りからほどいてもらえば
マイナスイメージを払拭して急上昇出来るかもしれない。
その「勘違いさせる力」のことを
錯覚資産(さっかくしさん)
という表現をされています。
錯覚資産を増やしていくことで、
たった今描いているよりもカンタンに
よりよい未来が手に入れられる可能性があります。
しかも「資産」ですから、複利があります。
殖やすことが出来るのです。
生まれ持った「才能」なんてあてにしている場合ではない
スポーツ選手だったり、アーティストだったり
ものすごい活躍をされている人たちを
「才能があるからだ」
なんて指をくわえて眺めている場合ではありません。
そんな生まれ持った、先天的なものにすがろうとせずとも
後天的に、たったいまから周囲に勘違いしてもらえば
やり方次第でいくらでものし上がれる可能性があります。
そう、錯覚資産ならね。
……ってことらしい。
この前読んだ別の本、「人生の勝算」
では圧倒的にいい方向に頑張れば必ず良い結果は出せるという知見を得ました。
「とてつもない熱意」×「錯覚資産」
イコール、かなりイケるんじゃないかと。
オラ、ワクワクすっぞ!!
実力よりも、錯覚資産が重要
一般に、実力が高い人は良い成果を出します。
そして、認められて、良い環境が与えられます。(昇進、転職など)
良い環境にめぐまれた人は、またバリバリと実力を発揮して成果を…
というサイクルなのですが、
認められて
という所が重要です。
「錯覚資産」というものは
認められるのがカンタンになる
技術を身に着けて扱える状態、と言いかえてもいいかもしれません。
まとめ、運も実力もなければ作ればいいじゃん!
「運も実力の内」
という言葉の化けの皮を暴き、さらにこっそりと自在にコントロールできるようにしようぜ、という本です。
良くも悪くも刺激が強い内容です。劇薬です。
読む読まないはもちろん自由ですけど、
こんなんでビビってる人は、
きっとこの先の人生で損してばっかでしょうね。(ぼくの精一杯の煽り。笑)
ぼくはもっともっと良い思いをして人生を謳歌したいので、
この本を熟読して活かしていくことにしますよ。
頭一つ、お先です。(ぼくの精一杯のドヤ顔)