ヒロシさんの著書「ひとりで生きていく」
を読みました。出版社は廣済堂出版。
感想を書いていきます。
この本はもしかしたら、
生粋の陽キャの人には価値観がフィットしないかもしれません。
読むと何か拾えそうだと思うのは
・人間関係について立ち止まって考えたい
・おじさん世代の等身大を知りたい
・個の時代にソーシャルディスタンスを保ちながら、どうしたらうまく生きられるかヒントや参考資料が欲しい
・おひとり様のお金や時間の使い方の一例を知りたい
という人に、よく効くと思います。
自分の今後の人生について考える時の、
きっかけとして、参考資料として
役立つ本って感じです。
感想など書いていきます。ネタバレなしです。
目次
ヒロシさんの幼少期?
なんか気づいたらソロキャンプやってるヒロシさんが
やたら目立つようになっていたんですよねえ。
ぼくがそんな詳しくないのも、もちろんあるんですが、それは置いといて。
「ヒロシです。」で有名芸人となったヒロシさん。
あのネガティブな芸を取っ払ったらどんな人なのでしょうか。
そして一発屋として扱われて、
その後何を考えてどう動いてきたのか。
本に書いてあります。
また、芸人より過去の時代を振り返り、
幼少期のことまで書いてあります。
50歳手前のおじさん世代の「等身大」の考え方が学べる
この「ひとりで生きていく」の時点で
ヒロシさんは46歳。
50歳手前の中年男性の考え方とか
人生観みたいなものが描かれています。
自分と別の世代の人の話なんて、
そんなに聞けませんからね。
ヒロシさんは「TV出てたんだぞすげえだろ」みたいな、
いわゆる過去の栄光振りかざすタイプではないので、
一般人と距離が近く感じて、なにやら親近感を覚えます。
フツーに凹んだりするし、僻むこともなくはない。
等身大のおじさんゴコロが学べます。
この「等身大」ってのがこの本の魅力のひとつだと思いました。
若い世代に話をするおじさんで、
ちょっとデカい顔するとか上から目線とか、たまにいません?
そういうのいらねーんだ。
カッコつけた見栄張った話じゃなくて
等身大の話が聞きてえんだ
…という人にはとてもオススメ出来ます。
一発逆転はない、自分の習性を知ることが大事
例えば人間関係をよくしようと思っても、
いきなり陽キャになったりするのは難しい。
現在の性格は、過去に積み上げてきた習慣の集大成ですからね。
ヒロシさんの考え方は、一種の諦めが見えます。
いや、すっぱいブドウのような「負け惜しみ」の姿勢ではなく
「それは本当に必要なのだろうか?」と自問自答をした結果、
そこまで必要じゃないだろうという結論にたどり着いた
という話。人間関係のね。
大事なのは、自分が本当に欲しているのかを知ること。
カッコつけて言えば、
「自分を知ること」
が大事だなーとヒロシさんの文章を見て思いました。
お金と時間はひとりでいかに使うべきか?
ヒロシさんのお金に対する考え方や
時間に関する考え方の章があります。
一時期は月収4000万円(!!)にまでなったヒロシさん、
贅沢して、失敗して、
だんだんとオリジナリティを突き詰めていったようです。
妬み感が漂う文体で、
どう節約したら楽しいのか
暇な時間をどう過ごすか
書かれていました。
美学とか哲学とは、
重度のこだわりでもあります。
まとめ、自分の向き不向きをよく知り、調度良い場所にタネを蒔こう
ヒロシさんの著書「ひとりで生きていく」
を読んだ感想
でした。
ヒロシさんは
今でこそソロキャンプのヒーローのような立ち位置ですが、
そこに至るまでの経緯や、考え方、取り組んでみたことなど
いろいろ書かれていました。
生粋の陰キャのぼくからしたら、タイトルですでに惹かれまして、
すごく参考になりました。
ヒロシさんの年齢になったら、
ぼくはどんな考え方した大人になっているでしょうか。
読み進めるうちに「あ、この姿勢は大事だ。マネしよう」と思わせることが
いくつも書いてあり、それだけで儲けた感。
生活している上で、ひとりぼっちになる時間は必ずあります。
一人暮らしとか、それこそトイレの個室であったり。
大小問わず、ソロ充になりたいと思うのなら
ものは試しとこの本を手にとってみてもいいかもしれませんよ。
ふっふっふ これで ぼくは ヒロシの幼少期と ヒロシの人間関係への姿勢と ヒロシの人生観に 関する知識を得て また レベルアップを 果たしたのである…ブレイブ の冒険は つづく!