motoさんの著書、
「転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方」(扶桑社)
を読みました。
長い人生の中で、仕事は多くの時間を占めています。
「せっかくならガッツリ稼ぎたい!」
「ストレスはイヤだ、快適に働きたい!」
なあ〜んて方、ひとまず読むことをすすめます。
この本はタイトルに「転職」や「副業」って言葉がついているからといって、
転職する人、副業する人だけに該当する情報ってわけじゃないです。
働くことそのもの
をより良くするヒントがつまっています。
どうしたらいいのか
どういう考え方で行動すれば上手くいくのか。
著者のmotoさんは、
地方ホームセンターからキャリアをスタートさせて
あの、リクルートなどの大きな企業に転職をして
年収5000万円!(本業&副業トータル)
という高みにたどり着いたそうです。
そのために何を考えて、どんな行動をとったのか。
実体験ベースにいろいろ書いてある本です。
こういう体験談が多い本から
戦略的にマネしてみて、自分の仕事への姿勢を見直してみたり
エッセンスを抽出して、
自分が望むゴールへの近道に変えていったりする。
これこそ、読書の醍醐味ってもんです。
目次
本の情報
・タイトル 「転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方」
・著者 moto(モト)さん
・中身 序章+5章
・出版社 扶桑社
・発売日 2019年8月9日
転職や副業、仕事の話が本の大部分を占めていますが、
数年後に読み返してもフィットする内容だと思います。
多くの「仕事に悩める人」に効きます。
著者のmotoさんは転職を何度もして、
そのたびに年収を上げていったそう。(ジョブホッパーというらしい)
年収を上げるために、本業で結果を出す。副業に活かす。
10年単位で、何をすべきかを考え実践してきたことを記したのがこの本です。
1.幼少期からすでに片鱗、シュミレーションがうまい
まず第1章で、時期は子供の頃のエピソードから始まります。
家庭の教育方針、その頃に流行っていたモノゴトにフォーカスしつつ、
なにをしたのか。
どんな10代を過ごしてきたのか。
受験シーズンに進路について困ったことも、
きちんとシュミレーションをしてご自分なりの答えを導き出しました。
そして学校を卒業。
motoさんのキャリアの一番はじめは、
地方のホームセンター。
「なぜ?」って感じですが、
当時見据えたゴールのために、それも計算で導き出したものらしいです。
読んでいて序盤からぼくが感じたことは…
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この人、将棋とかうまそう
でした。
2.社会人になって、もまれながら次の一手を編む
第2章からは、本格的に「社会人編」です。
スキルを身につけて、着実に一歩一歩前進されていてすごいです。
印象はなんというか、キャリアの現在地を把握する力がものすごいです。
現在地と方角がわかれば、進むべきルートも見えてきます。
それは「ゴールがはっきり見えているから」
なんでしょうね。
「見習ってマネしよう」と思えることも多かったです。
3.副業の方が稼いでいるのに辞めないのは理由がある
motoさんの年収は5000万!
えげつない金額に見えますが、面白いところは
本業1000万+副業4000万
らしいのです。
…副業の方が稼いでるじゃん。
ですが、motoさんは少なくとも今の所は
本業を辞める気はないようです。
そのワケについては第5章で詳しく触れています。
この本のタイトル
「転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方」
の、かけ算
という言葉が関係しています。
まとめ、感想
motoさんの著書
「転職と副業のかけ算 生涯年収を最大化する生き方」
を読みました。
motoさんの、仕事に関する考え方や戦略は
終身雇用が崩れ去った現代に
まぶしいくらいに輝いて見えました。
それは、薄っぺらい「キラキラ〜」とした掘っ立て小屋みたいなニセモノではありません。
アグレッシブに行動してひとつひとつ掴み取っていったものです。
脳みそにかいた汗と血と涙(?)の結晶です。(泣いたかどうかは書いてなかったかな…)
とりあえず本業・副業に限らず、
「楽しく仕事したい!」
「転職してアツい仲間とアツく働きたい!」
「ガッツリ稼いで良い時計を買いたいんだ!」
って人は一回読んだ方がいいです。