洗足学園音楽大学にミュージカルSummer Musical Showcase vol.14初日を見に行きました。

洗足学園音楽大学(せんぞくがくえんおんがくだいがく)という音楽大学があります。

そこで定期的に、学生さんたちによる演奏会などが開かれます。

ぼくみたいな一般人でも、公演によっては無料です。(有料もあります)

場所は溝の口。神奈川の音楽大学です。

多摩川の向こう側は東京都というギリギリ神奈川県に位置しています。

今回見に行ったのは、ミュージカル。

Summer Musical Showcase vol.14 2019

「A LOT OF LIVIN’ TO DO!」

人生の中でターニングポイントとなる、

思春期や仕事・結婚などを題材にした曲や、友人・恋人にまつわる曲が大集合でした。

2019年07月19日(金)夜の初日の公演に行ってきました。

ミュージカルショーケースのシリーズは約半年に一度のペースで行われる、結構人気の公演のようです。

クオリティも高くて楽しめます。しかも楽器は生演奏。

今回は25曲というかなりボリュームある回でした。

殴り書きで書いた、褒めポイントのメモを解読するのが大変でした。笑

ACT 1(前半)

1.A Lot of Livin’ to Do

はじまりました。

いきなりいい声の人たちがバーーと代わる代わる歌い…

いっぱい出てきたー!

足をバッ!って上げるやつ、ビシッと合っててすごかった!

…舞台から客席に降りてくる演出を、一曲目からだとぅ!

「やりたいことをーやらなきゃ!」

みんな楽しそう。

フィギュアスケートみたいに一人がもうひとりを担ぐようなダンスもいきなり!

初っぱなからガンガン飛ばしてるぜー!

2.たんじょうび

ゆったりとしたイントロ…

ランタンのような灯りを持った人が順に歌っていく…

ピアノがきれい。

白い女の人、どうどうとしていました。

ヒールが高いけど、ダンス大丈夫?…って心配したけど、終始ゆったりした曲でした。

3.I Won’t Grow Up

ピーターパンキターーー!!!

あからさまなピーターパン。まごうことなきピーターパン。

全体的に表情がイキイキしていました。

ハネぎみのリズムが心地いい。

指揮者先生、ちょっと笑顔?

4.The Book Report

ピーターラビットの曲?歌詞にピーターラビットが出てきた

小道具の本やノートパソコンを広げて

どうやら出版、執筆の歌らしい

最初の人の声、聞きやすい。

赤ボーダーさんのセリフ、いい声。

ひとり女性、リズムのとり方がいい。

黄色さんテノール系のいい声。

「家にもどってー」が良かった

キメがキマってた。

5.The Girl Mean to Be

コンマ数秒で「あ、これはイイ」ってわかった

むらさき、青、ピンク

「私ーだけのー」がかなり良かった。

6.BFF

指揮、入りの「うん!」力強く開始

フラフープや一輪車が登場、楽しげな曲でした。

振り付けもなんだか遊んでいるような感じ。

BFF!のボードをキープするのは腕が疲れそう…笑

7.When I Grow Up

楽器のシャカシャカがやたら心地よかったです。あれ、なんだっけ…マラカス?

キックボードもありの、こちらも遊ぶ曲。

だんだんドラムが力強くなってきたところで…

盛り上がってきたぜー!

1人がゆったりと歌い上げて…息をキープするの、大変そう。すげえ。

8.Candy Store

赤いライトからのー…

イッキにアダルトな曲へ移行。

声がハキハキ系でとても良かったです。

カラフルな照明もいい仕事してました。

9.Hell 12 〜My junk

思春期の歌。

なんだかあいまいな表情…

楽器のクレッシェンドに合わせて拡大…

ノッてきたー!

10.Where Do You Belong 〜Meet the Plastics

メンバー残留。連続で歌い上げるのね。

テーブルの上で踊るのは実際やるのは勇気いりそうだ…すごい

持ち上げられていながら姿勢を保つ「女王様」もすごいと思ったけど、

実はあの持ち上げてる方も結構練習したんじゃなかろうか。

11.Everything Else

楽譜が前方に映し出され…

モーツァルトの歌。

オルガン(?)の前で歌っている人が弾いてるの…?…ちがったさすがに

あ、この人は声の人だ

迫力がすごくて周りのスタンバっている人たちが見えなくなるくらい

12.A Little More Homework

指揮、手振りがゆったり…

大きめにふると声もスーッとのびた

「めぐりめーぐりー」が気持ちいい…

歌詞が心情にリンクしているのかなあ、みんななんだか顔つきが良かった

「たったいま 人生が はじまったばかり!」

ACT 2(後半)

13.Coffee in a Cardboard Cup

コーヒーの歌。

わーっとみんな出てきた

出た!タップダンス!いい!

結構ダンスが激しい。

後半も飛ばしますねえ。

14.How to Succeed

ビジネスの歌。

スーツの男子ーが登場。何人か他の衣装よりスーツ姿の方が似合っている…?笑

声がことごとく良かった。後半になって体がさらに温まってきた?

ドレスもビューチホーでした。

15.Racing With the Clock〜Something Better

リズミカルな曲。

フリが合っててよかった。

あと、タンバリンが良い。

管楽器も良い感じ。

16.96,000

ラテン?リズムがイイ

カルディで流れそうな曲。

ラップ?の人よかった

黒赤の人(複数)もノドがちゃんと開いている系のいい声

情熱的な曲でした。

17.Something to Point to

とにかく高音がスーーッとしてよかった。

キメもいい。

18.Cantata for a First Date

神が作った歴史の中で男女が出会う…みたいな曲

身だしなみの歌?

着替えながら歌うってキツそう

歌詞でブレスケアとか出てきて楽しげ

ベースがいい味だしてました。

19.Somewhere That’s Green〜Simple Little Things

ピンクさんのビブラート、ツヤのあるタイプの声、良かった

声質と曲調がマッチしてました。

楽器のしずかに舞うような音色も耳に嬉しい曲でした。

20.Helpless

社交ダンスのような空気感の曲

薄い緑の人、低音が特にイイ人かな…と思ったら

高音もガッツリ出ててどえらいよかったです

21.Not Getting Married Today

結婚の曲

シスター?の澄んだ高い声

新郎のテノールの音域

新婦の早口

どれも魅力的でした。

指揮者の指揮棒を奪って折ってた

コミカルでテクニカルな面白い曲でした。

22.Therapy

スーザンとショーンの恋人

けんか?倦怠期?

だんだんテンポがアップして…

歌詞もだんだん早口仕様

これすげー

ハモリがキレイでした。

23.Take a Chance

「心変わり」〜がよかった

お強い…いい声

いっぱい出てきたー

24.The Story Goes On

いつの間にか指揮棒が復活していた

ビブラートが良い

ベースが良い

スポットライトを集めている…みたいな歌声で視線を集められる

吸い込まれるってこういうことかなと思いました。

25.Our Time〜Children Will Listen

伸びやかな声…

いっぱい出てきたー!このパターンはそろそろラスト…?

黄色…白…

「夢をかなえよう 君とぼくでー」

緑のハモリがいい

青もいっぱい出てきて…

大団円!!

最後に、指揮者先生挨拶(の一部)

「130名という大人数でのミュージカルでした。

2ヶ月前から、6時〜22時(多分)の猛稽古を積んで頑張ってくれました。

MCもほぼなしで動きっぱなし、みんな汗をバッキンバッキンかいて大変なミュージカルでしたが、がんばった。

みんな成長して、役目を果たしてくれました。

キラキラないい顔の演技がお届けできたと思います。

学生を育てるのはお客様なので、また見に来てくださいね」

…という感じのとても良いことを言ってました。

あと、2曲目の「たんじょうび」は指揮者先生が作った曲だそうで。

学生を育てるのはお客様

これが印象的だったなあ。

感想まとめ、声フェチや音楽に飢えてる人は行くべし

洗足学園音楽大学のミュージカル

Summer Musical Showcase vol.14 2019

「A LOT OF LIVIN’ TO DO!」

を見に行きました。

相当ハードな練習を積んだ学生さんたちの、晴れの舞台。

何度も行っていると、なんとなーく「この人は別の公演でも見たことあるなあ」

くらいには顔を覚えてしまったりします。笑

あえて公演を半年に一度くらいのペースにしているらしいから

レベルアップしているのがわかったりして、これまた楽しい。

良い歌声や音楽に飢えている人は、行ってみると発見があるかもしれませんよ。

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