東野圭吾さんの本「マスカレード・イブ」感想レビュー。ネタバレなし

東野圭吾さんの作品、

マスカレード・イブを読みました。(集英社文庫)

マスカレードシリーズの2作目です。

マスカレード・ホテルが1作目

今回読んだマスカレード・イブ、

そしてマスカレード・ナイトが3作目。

東野圭吾さんの小説は、いつも結末を悟らせない展開がたまらないです。

ヒントは散りばめられているはずなのに、

ラストまで「どう、つながっていくんだ…?」

とページを繰る手が止まりませんでした。

感想などを書いていきますが、

ネタバレなしです。

東野圭吾作品、マスカレード・イブ

マスカレード・イブは東野圭吾(ひがしのけいご)さんの推理小説です。

連作となっており、

マスカレード・ホテル

マスカレード・イブ(今作)

マスカレード・ナイト

と刊行されています。

このマスカレード・イブという作品は、

東野圭吾さんの提案により、いきなり文庫で発売されたようですね。


 

発売一ヶ月で100万部…やべえ数字です。

けど前作のマスカレード・ホテルも読みましたが、すごく面白かったので

まあ納得ですよ。

木村拓哉さんと長澤まさみさんが主演で実写映画化もしてますし。

推理小説には優れた推理と巧妙な手口が必要だ

東野圭吾さんの作品は、人物の描写がものすごく上手い印象があります。

ある程度その人物の人となりについて描かれた上で、

「ああこの人ならそういう事やりそうだ」っていう納得感があります。

逃げる犯人の動機や、追いかける側の難航した時のいらだちや戸惑いの、しっくり感がとても好きです。

それを裏打ちするのに必須である、巧妙な手口。

また、それをほぼ隠しつつほんの少しだけほころばせるテクニック。

細い糸をたぐる追う側の山あり谷ありの感じ。

たまらんですなー。笑

「イブ」は何を指している?

マスカレード・イブ…

なぜ「イブ」なのでしょうか。

イブといえばぼくがまっさきに浮かぶのは、クリスマスイブですね。

クリスマスの前日という意味…

読んでスッキリしましたが、ぼくが思うに、どうやらダブルミーニングのようです。

次の作品も早く読まなきゃ

前作のマスカレード・ホテルを読み、

実写映画化したマスカレード・ホテルも観て

マスカレード・イブを読みました。

やっぱこのシリーズ面白いです。

3作目のマスカレード・ナイトも早いとこ読みたいと思います。

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